株式会社Hacobuは、トラックドライバーの業務を効率化するアプリ「MOVO Driver(ムーボ・ドライバー)に、ドライバー同士で位置情報を共有できる「ドコいる?」機能を実装した。
「MOVO Driver」は、2023年6月に提供を開始した無料で利用可能なスマホアプリで、物流情報マップや日報・日常点検表機能など、ドライバーの業務をサポートする機能を提供している。
今回実装された「ドコいる?」は、トラックドライバー間で位置情報を共有できる機能だ。仲間の位置を地図上で確認し、道路状況を把握するなどの活用が可能だ。共有したい相手にURLを送り、承認を得ることで位置情報を伝えることができる。
例えば、これから向かう先に仲間がいる場合には、「道路の混雑具合はどれくらいか」、「渋滞している場合はどれくらいの時間で解消されるか」などをメッセージアプリを通じて情報収集が可能になる。
また、複数台で連携し納品を行う場合、無線で位置情報を交換することがあるが、この機能を使えばそれを代替できる。ドライバー同士で待ち合わせをしたり、一緒に食事をする際にも利用することができる。
「MOVO Driver」は、同社が提供する物流DXツール「MOVO」を利用する約54万人のドライバーの声やデータをもとに継続的な機能リリースが行われており、今後もドライバーのネットワークやコミュニケーションを後押しする機能などを実装予定だ。
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