Industry Alpha株式会社は、アサヒ飲料株式会社の物流センタにおいて、フォークリフトの作業分析及び物流の自動化の検討を開始した。
今回Industry Alphaは、既設のフォークリフトに外付けで設置可能な作業分析ボックスを開発し、「それぞれのフォークが稼働時間の何割を積み込み・積み下ろしに費やし、何割を空での走行に費やしているか」などを可視化する。
この効果測定ボックスには、赤外線センサやカメラを格納しており、フォークリフトの位置情報と積載荷物の有無を取得し、「各フォークリフトの作業の内訳」「ヒートマップ」「フォークマン間での作業効率の差」を分析する。
その結果から、時間帯別に必要なフォークリフトの台数や現在発生してしまっているアイドルタイムが明らかにし、フォークリフトの台数やフォークマンのシフトを最適化する。
また、場内のヒートマップを可視化することで、ロケーション配置の非効率性等も改善するほか、AMRとフォークリフトの協調制御にも役立てる。
今後アサヒ飲料は、他の拠点においても同様の検証を行い、全国的に物流拠点の効率化・自動化を推進していくとしている。
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