大和ハウス工業株式会社とキヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は、物流施設でのトラックドライバーの荷待ち及び荷役時間を可視化し、改善を支援するシステムを開発した。
このシステムでは、カメラが撮影する映像から物流事業者ごとにトラックを自動検知し、物流施設入場からバースへの移動、バースでの荷役作業、物流施設退場までの記録を自動で把握し、蓄積する。
また、映像をキヤノンMJグループ独自の作業解析技術を用いて、映像からドライバーの行動をAIが分析し、荷待ちや荷役の時間を計測する。
これらのデータに基づき、トラックドライバーの時間を要した点について、動作分析により課題を把握し、荷主事業者やテナント企業の物流効率化に向けた改善を支援する。
今後は、大和ハウス工業が開発したマルチテナント型物流施設「DPL平塚」(トップ画)にて、このシステムの効果を検証するための実証実験を2024年11月1日から開始する。そして2025年4月以降、大和ハウス工業の物流施設「DPL」への本格導入を目指すとしている。
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