NX商事株式会社は、物流センターに自動化機器の導入を促進するWES(倉庫運用管理システム)「NX-OCTO∞PASS(エヌエックス-オクトパス)」の提供を開始した。
「NX-OCTO∞PASS」は、WMSやERPといった上位システムと、WCSなどの下位の自動化機器をつなぐWMSだ。
入出庫(検品・仕分・順立)・進捗管理・在庫管理・各種マスター等、連携に必要な共通機能や標準ロジックを実装しており、ハブ機能として上位システムの機能と連携の改修を抑制する。
例えば、将来マテハン・物流ロボットを追加でインストールする場合も、連携に必要な共通機能が実装済みのため、オペレーションの中断を最小限に抑えて導入することが可能とのことだ。
また、クラウドサーバを利用しており、必要に応じて機能を追加・拡張することができる。
さらに、「NX-OCTO∞PASS」に蓄積された庫内在庫や作業実績などを、BIデータ分析・活用することで、より最適な在庫やマテハン・物流ロボットの配置案や要員計画の策定などを実施する機能を将来的に追加することも可能だ。
なお、導入規模は、中~大型物流センターで複数のマテハン・物流ロボットを導入する際のハブ機能が想定されている。
関連記事:
生産管理システムとは?導入プロセスやメリットをわかりやすく解説
MES(製造実行システム)とは?機能や導入ステップ、課題などをわかりやすく説明
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。