三愛オブリ株式会社は、アクロクエストテクノロジー株式会社のAI需要予測システムを導入し、オートケミカル関連製品150品目の在庫最適化を実現したと発表した。
三愛オブリは、商社として石油事業等のエネルギー関連事業を展開する一方、化学品事業ではオートケミカル関連製品、防腐・防カビ剤製品の製造・販売事業を展開している企業だ。
これまで、人手により製品の需要を予測し、販売計画を立てていたが、最大30%の誤差が発生し、製品の在庫の過剰による余剰コストや、欠品による販売機会損失が課題となっていたのだという。
こうした課題に対し、アクロクエストがAmazon SageMaker Canvasを活用して構築した、季節要因や環境要因を考慮した予測モデルを活用した形だ。
その結果、予測誤差を20%以内に抑え、余剰コストや販売機会損失の削減といった在庫の最適化を実現した。
さらに、帳票出力の自動化や既存業務フローを統合することで、営業担当者の事務作業時間を削減したのだという。
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