新潟輸送、「ハコベル配車管理」導入で「実運送体制管理簿作成」を自動化し業務を効率化

新潟輸送株式会社は、ハコベル株式会社の「ハコベル配車管理」と社内システムとのAPI連携を活用することで、実運送体制管理簿作成義務へ対応したと発表した。

新潟輸送は、亀田製菓株式会社の物流関連会社として、菓子・食品の共同配送などの物流事業を軸に、トラック整備やディーラー事業などを手掛けている企業だ。

同社は自社車両で輸送を行うだけでなく、他のトラック事業者への輸送依頼も行っており、2025年4月に施行された改正貨物自動車運送事業法により、「実運送体制管理簿」作成の対象事業者となった。

そこで今回、新潟輸送の基幹システムと「ハコベル配車管理」をAPIで連携。単に「実運送体制管理簿」を自動作成できるようにするだけでなく、電話・FAXで対応していた配車業務の効率化も視野に入れて、業務設計を行った。

基幹システムと「ハコベル配車管理」との連携イメージ

これにより、従来は配車を組んだ後にトラック事業者からメールやFAXで届いた車番・携帯電話番号を、手作業で3種類の画面に入力する必要があったが、「ハコベル配車管理」導入後は、ボタンを押すことで必要な箇所にデータを取り込めるようになった。

また、トラック事業者からの車番返答も早くなったことで、荷主企業への車番共有が運行当日朝から運行前日夕方まで早まった。

さらに、従来に比べて紙の使用が8割程度削減され、環境負荷低減にもつながったのだという。

今後も新潟輸送は、引き続きハコベルと共に業務見直しと改善要望管理を行っていくとしている。

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