株式会社かもめやは、ドローン等の無人機運行において、さくらインターネット株式会社のIoTプラットフォーム「sakura.io」の920MHz帯通信モジュールテスト版の実証実験を香川県高松市(東備讃瀬戸エリア)沖の離島・海上エリアで開始する。
実験に先立ち、本年9月23日に高松市周辺や離島6地点に臨時試験基地局を設置、東備讃瀬戸の海上エリアにおいて広域の電波測定試験が完了した。
この通信インフラは、かもめやが推進する「陸」「海」「空」無人物資輸送機を組み合わせた次世代「島国型」ハイブリッド無人物流プラットフォーム「開発コードネーム:KAZAMIDORI(カザミドリ)」における、無人機とオペレーションセンタ間の通信を担うものだ。
2020年の無人物流サービスの実現に向け、本年度中に香川県沖の離島6島に試験基地局を設置、無人機運行関わる気象観測データ、その他の海上・離島におけるセンサデータ(風速・風向・気温・海水温・潮流等)の収集から提供まで一貫したサービスを順次開始する予定だ。
【関連リンク】
・かもめや(KAMOMEYA)
・さくらインターネット(SAKURA Internet)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。