福岡県宗像市では、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を宣言しているが、マイカー所有が前提の暮らし方が定着しており、日常生活での移動におけるCO2排出量削減が課題になっていた。
そうした中、パナソニック サイクルテック株式会社は、福岡県宗像市にIoT電動アシスト自転車を提供し、同市による移動手段充実化に伴う行動変容の検証に協力することを発表した。
今回の検証では、パナソニック サイクルテック製の電動アシスト自転車ショッピングモデル「ビビ・EX」をベースに、GPSと通信機能を内蔵したIoTスマートロック搭載のIoT電動アシスト自転車10台を、市民モニタに一定期間貸与する。
移動手段を自動車から電動アシスト自転車に変更することによるCO2削減量の算出や、GPSによる位置情報を、今回合わせて納入した管理ツールを用いて分析することで、利用状況の確認など、行動変容の可能性の検証を行う。
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