株式会社digglueは、資源循環DXプラットフォーム「MateRe(マテリ)」の第1弾として、排出状況の見える化と再資源化を支援する製造業向けSaaS「MateRe-Visualization」を、2023年3月23日にリリースした。
「MateRe-Visualization」は、製造現場で排出される排出物(整形不良品、ランナーなど)の情報をデジタルデータ化して排出状況を見える化することで、工場などでこれまで廃棄していた排出物を再資源化し、CO2排出量の削減、排出物管理の効率化を支援するサービスだ。
企業は、PCやタブレット端末から排出物の情報を入力することで、「いつ・どこで・何が・どれだけ」排出されたのかをシステム上で見ることができる。
これにより、これまで焼却処分又はサーマルリサイクル(熱回収)をしていた排出物の中から、再資源化できる資源を見つけ再資源化することができる。
また、システム内の質問に回答することで、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律である「プラ新法」において、公表することが求められている項目を網羅したレポートを作成することが可能だ。
今後は、企業がリサイクル材を安定的に調達することのできるシステム「MateRe-Procure」および、排出物にトレーサビリティ情報を付与することで、リサイクル材の安全性や品質を保証し、付加価値を上げるシステム「MateRe-Traceability」を展開する予定だ。
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