株式会社EnergyColoringと大崎電気工業株式会社(以下、大崎電気)は共同で、品川産業支援交流施設SHIP及び市民活動センタープラッツにおいて、公共施設の電力使用量を見える化する実証実験を開始した。
今回の実証実験では、15分で設置可能なスマート電流計により、電力使用量の内訳をリアルタイムに可視化し、スマート電流計によって実施した脱炭素アクションの効果をリアルタイムに評価する。
その結果、品川産業支援交流施設SHIPでは、夜間電力は十分に削減されているが、夜間清掃にて照明が1~3時間全灯していることが確認された。また、早朝7時にはおそらく複合機が始動していることがわかった。(トップ画)
これに対する脱炭素アクション案としては、設備投資照明(会議室)のLED化や窓際席の個別消灯が挙げられている。
府中市市民活動センタープラッツでは、夜間電力は十分に削減されているが、空調電力が9割近くを占めると推測された。別途、電灯回路の測定も実施中だ。
これに対する脱炭素アクション案は、空調稼働時間と設定温度の変更で、現在その効果を計測中だという。
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