オムロン株式会社は、同社の製品により制御盤のカーボンフットプリント(CFP)を定量化し、2016年度と比べて制御盤CFPの半減させることを、2025年度までに目指すことを発表した。
今回の取り組みでは、オムロン独自の設計技術により、20種類以上の制御機器において省電力化・省資源化に取り組む。
2023年6月に発売したスイッチング・パワーサプライ「形S8VK-WA」(トップ画)をはじめ、消費電力の大きいパワーサプライ製品を中心に、小型化による省資源化や低消費電力化を両立した商品開発に取り組んでいく。
「形S8VK-WA」は、オムロン独自技術により、従来製品よりも消費電力を約60%削減、質量比約60%の軽量化、体積比約50%小型化したパワーサプライだ。
制御盤の低炭素化に向けて、オムロンが提供する関連製品の環境負荷データの提供に取り組み、今後、環境負荷低減に貢献する情報をウェブサイトなどで公開する予定だ。
また、筐体の環境負荷低減に向け、バイオマスプラスチック活用を目的とした技術開発と製品展開に取り組む。将来的には、幅広い製品での採用により、個別製品レベルでの低炭素化を目指すとしている。
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