株式会社メンテルは、最適な設備制御の運転計画を策定するモジュール群の独自開発を完了し、個別の顧客に機能提供する形での実装を、2024年6月から開始すると発表した。
このモジュール群は、空調制御や電力需給の稼働実態や負荷予測に基づいて、最適な制御計画の策定を支援するものだ。開発モジュール群を組み合わせてカスタマイズすることで、多様な設備に対する最適な制御計画を実現する機能を提供する。
これにより、建物や都市のユースケースに応じた最適な設備の制御計画を支援する。
また、「実態把握」「負荷予測」「最適制御」といった主な機能の組み合わせで、運転効率や経年劣化を定量評価したり、設備の稼働負荷を予測したりといった価値を提供する。
なお同モジュールは、某大型商業施設における空調制御の最適化で、年間のエネルギー消費量を5〜10%削減する効果検証に利用されており、今後は、対象設備の拡張と、建物単体での利用実績だけでなく、地域スケールでの実績の創出を目指すとしている。
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