地球温暖化の原因は温室効果ガスだとされており、多くの国や企業は温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルを目指している。
また、環境に配慮した暮らしを望む生活者も増えているが、「どれが環境負荷の少ない商品なのか分からない」といった課題がある。
国連や政府、民間企業は、温室効果ガスの削減や吸収を数値化して取引可能にした「カーボンクレジット」を発行して、CO₂を相殺(以下、オフセット)する手段として利用しているが、生活者には広く浸透していないのが実情だ。
そこでCarbon EX株式会社は、WebサイトやECサイトで商品・サービスのCO2排出量の表示とそのオフセットが可能となる「Carbon EX オフセットAPI」(以下、オフセットAPI)サービスをリリースした。
「オフセットAPI」は、WebサイトやECサイトにて、CO2排出量を自動で算定し、値を表示させることが可能なサービスだ。
利用者は、CO2排出量をオフセットする国内外のカーボンクレジットを選択し、商品を購入することができる。企業は、生活者にサステナブルな購買を推進し、自社のブランド価値を高めるといったメリットがあるとのことだ。
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