経血量を測定することにより、女性特有の疾患を早期発見するといったことや、個人の体調把握に役立てることができるのだという。また、地域や人種、体型、生活環境など、様々な背景を持つ女性の経血量を継続的に測定し、ビッグデータとして蓄積されることで、医学的発見や新たな医療分野への貢献にする可能性もある。
しかし、日本において、経血量を測定した最新のデータは15年前となり、180人超の使用済みナプキンを測定するという比較的原始的な方法だとされている。
そこで、株式会社Be-A Japan(以下、Be-A)とミツフジ株式会社は、新プロジェクト「経血量を計測できる吸水ショーツ」の共同開発を目的とした、業務提携契約を締結したことを発表した。
この業務提携により、吸水ショーツを開発するBe-Aと、ミツフジのウェアラブルIoT技術を組み合わせ、ショーツ型ウェアラブルデバイスの開発を進めていく。
また、福島県に支店を設立したBe-Aと、福島県にイノベーションラボの拠点として工場を持つミツフジ、そして福島県川俣町との3者協定を締結し、川俣町の協力を得ながらプロジェクトの実用化に向けて取り組みを進めていくとしている。
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