株式会社ORPHEは、スマートシューズ用モーションセンサの次世代機「ORPHE CORE3.0」の、単体販売開始を発表した。
「ORPHE CORE3.0」には6軸モーションセンサが搭載されており、専用アプリと接続して足の動きを可視化するスマートシューズとしての機能を提供する。
専用アプリには、ウォーキングアプリ「ASICS ORPHE WALK」や、研究者向けの歩行分析ソリューション「ORPHE ANALYTICS」などがある。なお、異なる専用アプリを同時に使用するには、ファームウェアアップデートなどの操作が必要となる。
また、GitHub上に公開されたオープンソースライブラリ「ORPHE CORE.js」を活用することで、センサ1個をコントローラとしたオリジナルゲームの作成が可能となった。
「ORPHE-CORE.js」を利用することで、macOS、Windows、AndroidOSのGoogle ChromeからORPHE COREにBluetoothで接続し、センサから出力される6軸モーションセンサの生データや、歩幅、着地角度、プロネーションといった歩行や走行の解析データを容易に利用して、webアプリケーションを開発することができる。
なお、このライブラリは試験的に2022年度の東京都立大学の講義にも活用され、アプリケーションが開発された。
さらに、ライブラリの活用について、ORPHEの技術顧問である馬場哲晃教授と提携し、ワークショップを開講。YouTubeチャンネルで無料配信を開始する。
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