フェアリーデバイセズ株式会社は、首掛け型ウェアラブルデバイス「THINKLET」の開発者向け一般販売を、2024年1月24日から開始すると発表した。
「THINKLET」は、AIやソフトウェア技術を活かす、LTEとWi-Fiを搭載したウェアラブルデバイスだ。5chマイクアレイが内蔵されており、装着者の音声をクリアに取得できるほか、建設・保守現場やプラント等の高騒音環境下でも高い音声認識性能を達成することができる。
また、超広角カメラを搭載し、装着者の視野全体を撮影してリアルタイムに遠隔地に送信することも可能だ。さらに、AOSPベースの独自OS「Fairy OS」を動作させ、ハードウェア機能を制御するためのソフトウェアはSDKとして提供されている。
加えて、「THINKLET」を用いた開発をサポートする「THINKLET App SDK」と「THINKLET開発者ポータル」が一般公開されている。これにより、ウェアラブルシステムやソリューションを開発可能な新しいエコシステムを形成することになる。
なお、「THINKLET」やそれを利用した各種ソリューションは、1月24日から東京ビッグサイトで始まるウェアラブルEXPOで体験できる。
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