ランニングやフィットネスジムなどでスポーツをする方は、自分のアクティビティを確認できるアプリを使っている方も多いと思うが、スマートウォッチやスマホを忘れてしまったり、そもそももっと身軽に運動をしたいと思うことはないだろうか?
そんな方に朗報なのが、台湾の会社AiQが開発したBluetooth対応のスポーツウェア、Smart Clothing(衣類)「Bioman(バイオマン)」だ。IoTNEWSは、台湾で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2015に出展したブースを見てきた。
このSmart Clothingを着て運動をすれば、心拍数、呼吸数、体温などのバイタルサインの情報がアプリに転送され、スマホやPC上でデータを分析し、健康状態の継続的なモニタリングが可能。このウェアを着るだけで計測できるので、スマートウォッチを持ったか?スマホを持ったか?という確認なしに、気軽にスポーツを楽しむことができる。
Biomanはセンサーが衣類に組み込まれているので、洗えないのでは?という不安があったのだが、洗濯は可能だ。
今後はスポーツジムがSmart Clothingを取り入れ、顧客にさらに進化したサービスを提供していくだろう。さらに、病院で患者がこのSmart Clothingを着るだけで、ドクターや看護師がバイタルサインをモニタリングできればお互いの負担が減るのではないだろうか。
IoTの進化でできることがどんどん広がっているが、実際に私たちの生活に浸透するには、このSmart Clothingのように、いつもの日常生活に簡単に取り入れることができる製品が増えていくことが重要だ。
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