web3が盛り上がる中、NFTや仮想通過の取引量も増加している。その一方、NFTや仮想通貨の詐欺や盗難被害も増加しており、今後の市場拡大に対して課題となっている。
そこで、ユニスマは、Chromeブラウザの拡張機能となる、NFTや仮想通貨の盗難防止を目的とした「KEKKAI」のアルファ版をリリースした。
NFTの購入など、ブロックチェーン上でのトランザクションが発生する際に、KEKKAIのEVM環境(Ethereum Virtual Machine: Ethereumチェーンと同じ条件の仮想環境)で取引のシミュレーションを行う。
これによって、既存のウォレットでは把握しづらかった取引の内容を明確にすることが可能となる。
所有するNFTを抜き出すことができる「Set approval for all」や、ETHなどの仮想通貨を抜き出すようにすることができる「ETH Sign」などを検知すると警告が表示される。
ユニスマによると、詐欺被害の9割がこの手法による被害であるため、警告をすることでユーザに冷静な判断が促せ、被害を減らすことにつなげることができるとしている。
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