LINE NEXT Inc.は、同社が運営するグローバルNFTプラットフォームの新バージョン「DOSI」が、日本含む世界180ヵ国にて提供を開始したことを発表された。また、新たにAndroid用のモバイルアプリもリリースされ、iOSアプリの提供も準備中だ。
「DOSI」は、2022年9月にベータ版としてサービスを開始しているNFTプラットフォームだ。今回発表された新バージョンでは、ユーザがNFTを保有するだけでなく、保有により継続的に特典を受けられるメンバーシップアイテムを展開する。
その他にも、NFTを基盤としたアプリメンバーシップやゲームアイテム、エンターテインメント分野のコンサートチケットなど、2000万以上のデジタルアイテムを提供予定だ。
また、新たに提供される「DOSI」アプリでは、LINEなどのSNSアカウントを利用したソーシャルログインやモバイル決済を提供するほか、2023年5月にサービスを開始したWeb3ゲームプラットフォーム「GAME DOSI」が統合され、Web2ゲームだけでなくWeb3ゲームのアイテムも取引可能なゲームエコシステムを構築する方針だ。
LINE NEXTのCEOである高永受氏は、「DOSIは、価値のあるすべてのデジタルアイテムと保有権をもつ技術の標準をつくろうとしている。商品の本質的な価値を伝え、より多くの一般ユーザーが楽しめるサービスを提供していく予定だ」とコメントしている。
今後LINE NEXTは、ブロックチェーンメインネット「Finschia」を活用したソーシャルアプリやゲームなどの新規サービスのリリースを予定している。
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