株式会社GINKANは、実世界の決済データと活動情報を非代替性トークン(以下、NFT)と統合する技術に関する特許を、日本国内で取得したことを発表した。
この特許は、ブロックチェーン外部で発生する決済データやその他の活動情報を基に、NFTの情報を動的に更新する技術に関わるものだ。
具体的には、利用者の決済行動やチェックインなどの活動が、直接NFTのステータスやランク、それに関連するデジタルアセットの価値に影響を及ぼすシステムを示している。
応用範囲は、決済および活動情報に基づくGameFiアプリケーションでのNFT育成や、WEB3ロイヤルティプログラムにおいてのNFT情報の更新、そのNFTに基づく暗号資産の還元までを含む。
なおGINKANは、GameFi搭載のWEB3ウォレット「SyFu」を開発しており、今後同特許を活用したGameFiを含む様々なサービスの提供が予定されている。
また、国際特許出願(PCT/JP2022/023508)を通じて国際的な保護を目指し、将来的には世界中でこの技術の利用を拡大していく計画だ。
GINKANのCEOである神谷知愛氏は、「この特許技術により、WEB3とリアルの融合による経済活動の革新を推進し、WEB3技術を活用した新たな消費体験の創造を目指す。また、共感頂ける企業・行政機関とは積極的に協業促進を行なっていく」と述べている。
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