企業の営業活動において、新規開拓のためのアポイント獲得(アウトバウンド営業)は、リスト作成や企業リサーチ、文面作成といった作業に膨大な工数を要する。
また、担当者のスキルによって成果にばらつきが生じる「属人化」や、最適なタイミングでのアプローチが難しいといった課題が常態化しており、本来注力すべき商談や戦略立案に時間を割けないケースが少なくない。
こうした中、AIを活用したセールス支援事業を展開するVOIQ株式会社は2026年2月17日、アポイント獲得業務をAIに一任できる営業AIエージェント「apotto(アポット)」のベータ版を公開した。
「apotto」は、アプローチ先の企業リストと自社サービス情報を登録することで、AIエージェントが自律的に営業活動を実行するシステムだ。AIが個社ごとの情報をリサーチし、文脈に合わせた「1to1メッセージ」を自動生成する。
これにより、画一的な定型文によるアプローチに比べ、受信者の関心を引く可能性を高めることができる。
送信後のフェーズにおいても、AIがデータを分析し、成果向上を支援する。
具体的には、送付した資料の開封有無や閲覧時間、読了率といったインテントデータ(関心度データ)を自動で取得・スコアリングする。
これにより、営業担当者は「今、アプローチすべき企業」を一目で把握できる。
また、過去のデータに基づいて、送信時間帯別の反応傾向を分析し、AIが「優先的にフォローすべきリード」や改善ポイントを提案することで、属人化を防ぎながら再現性のあるアポイント獲得を実現する。
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