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NECソリューションイノベータ、「NEC クロスドメイン型デジタルサービス構築プラットフォーム キャッシュレスサービス」を提供開始

NECソリューションイノベータ、「NEC クロスドメイン型デジタルサービス構築プラットフォーム キャッシュレスサービス」を提供開始

社会保障費の増大に伴う国の厳しい財政状況や地方を中心に深刻化する少子化・高齢化を受けて、地域には域内のリソースを活用した自立的な経済成長が求められている。こうした中、業種や業界の枠を超えエリア全体をつないで産業振興を図るエリアマネジメントの考え方が重要になっている。

NECソリューションイノベータ株式会社は、地域の経済発展に重要な業種・業界横断によるエリアマネジメント事業を支援するため「NEC クロスドメイン型デジタルサービス構築プラットフォーム キャッシュレスサービス」を提供開始した。

同サービスは、宿泊施設等が観光客はじめ域外からの来訪者に決済用のQRコードを発行し、来訪者が地域の観光施設や商業施設で、QRコードを利用した支払いを可能とするものである。詳しい特長は以下の通り。

キャッシュレスサービスの概略

同サービスを活用することにより、来訪者による地域の観光施設や商業施設での買い物や体験といった消費活動を促進する。また、地域の商業施設やエリアマネジメント事業者は、個人情報と紐づけない形で収集された購買情報を活用し、人流や消費行動を分析することが可能になり、地域経済の発展に向けた施策検討への活用が見込めるとしている。

今回、広島県尾道市瀬戸田地域の活性化を目指す「しおまち商店街活性化プロジェクト」において「しおまちペイ」として同サービスを5月上旬に導入予定だという。

なお、同サービスの価格は、宿泊施設等5カ所、施設店舗等20カ所に導入する場合で月額25万円(税別)~/1エリアとなっており、初期導入費およびSI費等は別途必要になる。

今後NECソリューションイノベータは、3年間で全国200エリアへの導入を目指すとしている。

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