イオンモールは2月20日、「イオンモール Nagoya Noritake Garden」(名古屋市)で、NISSHAとNECソリューションイノベータが共同で開発・実証実験を進めるテイクアウト容器のシェアリングサービス「Re&Go(リーアンドゴー)」の実証実験を3月1日から開始すると発表した。
「Re&Go」は、飲み物などのテイクアウト容器をサービスに参加する飲食店などで回収し、洗浄して再利用することで容器ごみを削減するサービス。CO2排出量の可視化や保温保冷などの機能面でも、使い捨てカップの代替で顧客に選んでもらえるサービスを目指し、東京都内 (丸の内・渋谷・大崎周辺エリア)のスターバックスコーヒーやローソンなど38店で実証実験を行っている。
イオンモールでは、モールの集積・規模を生かしながら、顧客、専門店、地域社会との共創で循環型社会を実現する「サーキュラーモール」の構築を目指しており、全国のイオンモールで「脱プラスチック」に取り組んでいる。今回の「Re&Go」を使った実証実験は、この試みを、さらに進めるために実施する。
店舗は「イオンモール Nagoya Noritake Garden」内にある「スターバックスコーヒー名古屋則武新町1階店」と「スターバックスコーヒー名古屋則武新町2階店」が参加。対象店舗はモール内のほかの店にも拡大する。容器は、利用とは異なる店舗や、モール内とオフィス棟の「BIZrium名古屋内ラウンジ」(従業員限定)に設置された返却ボックスでも返すことができる。実験は1年間を予定している。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。