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メタバース > OpenAI、VR環境での激速ロボット訓練方法を紹介
IoTNews Global
Elon Musk氏が投資している非営利AIプラットホームOpenAIが、完全シミュレーション環境でロボット訓練プログラム開発について発表した。One-shot imitation learningアルゴリズムを使って、人間がVR(仮想現実)空間でデモを一回だけ行うことでロボットが現実に同じ課題を解決できるようになるという極めて速い訓練方法が実現された。
同システムはビジュアルとイミテーションという2つのニューラルネットワークを使っている。ビジュアルネットワークがロボットに組み込まれたカメラで撮影された画像を使い、ロボットに対してモノの位置を判定する。同ネットワークが事前様々なVRイメージで訓練されたものである。
イミテーションネットワークが録画されたデモを参照にし、タスクの目的を理解し、現実で最初のセッティングが異なっていてもタスクを完成させる。
このような訓練は時間節約の他、現実のものを一切使うことなくロボット訓練をシミュレーション環境で実現できるため、厳しい環境で作動するロボットの訓練にも使用可能になる。現在、このシステムはプロトタイプ段階であるが、将来に汎用ロボットシステムに取り込む予定である。
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。
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