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農業 > 日本ソフト開発とクロイ電機、Sigfox活用したブドウ農園栽培環境モニタリング実証実験を開始
日本ソフト開発株式会社とクロイ電機株式会社は、京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)が提供するグローバルIoTネットワーク「Sigfox」を活用し、ブドウ農園の栽培環境モニタリング実証実験を開始した。実証実験は、2018年11月14日から2019年1月31日まで、ブドウ農園やワイナリーを経営する丹波ワイン株式会社の協力で行われる。
ブドウ栽培は、日照量不足による生育不良、降雨量過多や土壌水はけ不良による糖度不足等の品質低下発生リスクがあり、高品質なブドウ収穫のためには、外気温湿度、日射量に加え、土壌温度、土壌水分値の適切な管理が必要とされている。近年では農業の環境計測でもIoT・ICT技術の導入が進んでいるが、導入・運用コストなどの費用対効果や通信距離の問題など普及には様々な課題があるという。
今回の実証実験では、LPWAネットワークのひとつで、設置場所を選ばず、低消費電力かつランニングコスト低減を実現した「Sigfox」を活用してブドウ農園の総合モニタリング環境を構築している。Sigfox通信機能を搭載したセンサデバイスで温湿度を計測、Sigfox通信機に接続された日射計で日射量、土壌センサで土壌温度、土壌水分値を計測し、農業IoTクラウドサービスとの連携により、データの蓄積、可視化、予測、アラート等の検証を行うという。
【関連リンク】
・日本ソフト開発(Nippon Software Knowledge)
・クロイ電機(Kuroi Electric)
・丹波ワイン(TAMBA WINE)
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