TOP >
人工知能(AI) > イスラエル発、20言語対応のAI小型カメラ「OrCam My Eye」が日本上陸
イスラエルのOrCam Technologies Ltd.は、2010年にイスラエルで会社を設立して以降、世界30カ国で事業展開をしてきたが、本年9月より日本営業所を開業した。
カメラ映像を音声化する20言語対応のAI小型カメラ「OrCam My Eye(オーカムマイアイ)」を世界30カ国の視覚障害者や読書困難者などの顧客に提供してきたが、このほど、同製品の日本仕様版が開発され、本年9月末より国内においても販売開始する。価格は600,000円(税抜)だ。
ユーザーは、これまでに視覚で得ることが困難であった情報に対して、同製品を利用し音声を通じて情報を得ることできるため、生活習慣を向上させることが可能。インターネットサイト、新聞、雑誌から音声を通じて情報を得たり、小説を楽しんだりすることができる。
外出時には、駅や看板や案内表示の情報を確認したり、スーパーで食品表示の情報も確認できる。
さらに、家族や友人の顔を事前にカメラ撮影することで、その顔が登録され目の前の人の情報を音声を通じて知ることができ、人と人とのコミュニケーションを円滑にする効果がある。これは物の情報にも応用でき、その画像と名前を登録することで、目の前にある物を音声で知らせる。その他にも、紙幣、色彩、日時を音声で知らせてくれる。
利用方法は以下の通りだ。
<読み上げ>
- デバイスをメガネに装着し、電源を入れる。
- 読みたいテキストを指で指し示す。
- デバイスがその画像を瞬時に読み込み、音声へ変換して伝えてくれる。
※暗闇では自動的にLEDライトが光る。
<顔認識>
- 家族や友達の顔を撮影して登録。
- 対象者が視界に入るとデバイスが自動的に認識。
- 音声で名前を読み上げてくれる。
【関連リンク】
・「OrCam My Eye(オーカムマイアイ)」
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
生成AI活用ガイド
RAG技術で生産性を向上させるGoogleのAI「NotebookLM」とは?活用法や企業での活用事例も紹介
生成AIで無駄な会議をなくす?議事録にAI活用し「生産的な議論と問題解決の場」へと変革するヒントを紹介
最新の「Copilot」は何ができるのか?Microsoft AI Tour Tokyoで語られた活用方法
NVIDIA、新プラットフォーム「COSMOS」を発表、物理AIの時代における日本の存在価値 ーCES2025レポート2
【無料】デジタルでつながるビジネスの未来|10/18東京、11/14大阪|UCHIDAビジネスITフェア2024|セミナー&展示会
業務で活用されればされるほど企業の差別化要素となるAI実現へ向けた挑戦 ― 砂金氏インタビュー
PwCコンサルティングが「生成AIに関する実態調査2024」を発表、効果を実感している企業の特徴とは
ASUS、AI PC向けソリューション搭載PCを発表 ーCOMPUTEX2024レポート2
NVIDIAが台湾コンピュータ産業を牽引するか ーCOMPUTEX2024レポート1