TOP >
人工知能(AI) > 富士通の公共工事の設計・積算業務支援ソフト「ESTIMA」、AI活用で積算の誤りの可能性を自動検知する機能追加
富士通株式会社は、公共工事の設計・積算を支援するソフトウェア「FUJITSU 公共ソリューション SuperCALS ESTIMA V6(スーパーキャルス エスティマ V6)」(以下、ESTIMA)に、工事費の設計積算(見積り)誤りの可能性がある箇所を検知し通知する機能を追加し、本日2018年10月11日に提供開始した。同機能は、同社のAI技術「FUJITSU Human Centric AI Zinrai(以下、Zinrai)」を活用している。
「ESTIMA」は、自治体が公共工事に必要となる材料や機材、および数量を算出し、工事費総額の積算および設計書の作成支援を行うソフトウェア。
今回、「Zinrai」の技術を用いて、約1万種もの材料や機械の価格変動も考慮して積算された過去の積算データを分析した学習モデルを構築し、類似する工事実績をAIが自動抽出・比較し、積算結果に誤りの可能性がある場合に利用者に通知する機能を追加開発。「ESTIMA」の強化を図った。これにより、自治体職員が多くの人手と時間をかけている積算結果のチェック作業を効率化できる。
販売価格(税別)(※1)は以下の通り。
- 設計積算システム(本体)、積算誤り検知支援 (※2):132万円より
- 学習モデル:個別見積
※1 販売価格:同価格は、記憶媒体と基本ライセンス(1ライセンス分)の価格であり、サポート契約は別途必要。
※2 積算誤り検知支援:積算誤り検知支援機能を利用するには、自治体ごとにセットアップする学習モデルが別途必要。
提供:富士通
【関連リンク】
・ESTIMA
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
DXトレンド解説
メタバース、VR・ARの基礎と活用事例
ウェアラブルとは?ウェアラブルデバイスのビジネス活用事例10選
DXとは?本質をわかりやすく解説
IT、IoTとICTとの違い
スマートホームの基礎とトレンド
VUCA時代を生き抜くための、デジタルトランスフォーメーションとIoT
国内・海外スマートシティDX事例10選
都市のDXが進む「スーパーシティ」構想とは?