ZOZOグループでは、令和元年となる本年を「ZOZO AI化元年」と位置づけ、運営するサービスでの全面的なAI活用を目指している。第一弾として、株式会社ZOZOが運営するファッション通販サイト「ZOZOTOWN」で、AIを活用して、各商品画面からユーザーが閲覧する商品と似ている商品を検索できる、「類似アイテム検索機能」の提供を本日から開始した。
ECサイトでは、1つの商品を起点として、「これと似た色の服をチェックしたい」「こんな柄の服がほしい」などの検索ニーズがある一方、ファッションアイテムは、色や形などを表現する言葉が人によって異なる場合が多く、色やキーワードなどの検索だけでは、イメージする商品にたどり着けないことがある。
今回導入された「類似アイテム検索機能」では、各商品画面上にある「画像検索アイコン」をタップすると、閲覧中の商品の形・質感・色・柄などをもとにAIが似ている商品を検出し、一覧で表示する。同機能により、ユーザーは商品の再検索の必要はなく、ニーズに合う類似商品の見比べが可能となる。例えば、商品は気に入ったものの、サイズ・値段・細かな仕様など「あと一歩」の理由で購入に至らない際にも、ニーズに合う商品との出会いをアシストする。
実際に、数万人のユーザーを対象に行われた同機能の先行テストの結果では、利用者は非利用者に比べてサービスの滞在時間が4倍以上長く、利用率の向上につながった。現在はジャケット・トップス・パンツ・シューズなど、全25カテゴリー中の主要8カテゴリーに対応しており、330万点以上の商品から、「似ている商品」の検出が可能だ。カテゴリーや商品数は、今後も順次拡充していく予定だ。
なお、同機能の開発は、ZOZOTOWNやWEARなどZOZOグループが運営するサービスの技術開発を担う、株式会社ZOZOテクノロジーズが行った。
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