昨今、住宅ローンは、顧客の幅広いニーズや複雑な案件に適応する中で、それに比例して審査工程も複雑化し、審査担当者には高いスキルが必要になっている。また、都心部を中心に中古物件の需要が高まっており、中古物件は新築物件と比べて短期間での借り入れが必要な場合が多く、よりスピーディーな審査のニーズが高まっている。
一般的なインターネットで取り扱う住宅ローンでは、正式審査の前に事前審査の申込が必要な場合が多く、その事前審査の結果が出るまでに通常2~3日程度かかっていた。これにより、申し込んだ銀行での事前審査が通らなかった場合、他の銀行に改めて申し込みをすることになるため、借入先が決まるまでさらに多くの日数がかかることもあった。
このような中、株式会社みずほ銀行はみずほ第一フィナンシャルテクノロジー株式会社と、AIを駆使して住宅ローン審査業務のスピードアップを目指して、2018年10月から実証実験を行ってきた。
そして、本日より、AIを活用したネット住宅ローンの簡単診断「みずほAI事前診断」を開始した。同サービスでは、住宅ローンの借入についての簡単な情報を入力すると、正式審査の申し込み前に、入力した条件で正式審査を通過する確率を、登録から最短1分で診断できる。物件が決まっていない場合でも、みずほ銀行の口座を持っていない場合でも診断することが可能だ。
入力情報は、検討段階での入力負担の軽減を目的に、従来の事前審査に比べて入力項目を約60%減らしており、同じ条件の場合、人による審査の結果とほぼ同等の診断結果が出せるように審査モデルを確立することで、高精度のシミュレーションを可能にしている。
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
企業向けAI活用虎の巻
AIによって「優秀な人材」の定義が変化したことを、どうみるべきか —AI時代の人材採...
まだ、生成AIのチャットボットで消耗しているの? ー自律的に動くAIエージェントが働...
AI時代の「中間管理職クライシス」 —部下がAIに相談する時代、上司の価値はどこに残...
AIに仕事を頼む技術 —なぜ「営業資料を作って」と頼むと失敗するのか?
生成AIは、使い手の「言語化能力」を暴く、リトマス試験紙
AIに「ゴミ」を食わせるな ーAIエージェントが賢くなるデータ、バカになるデータ
AIで業務を自動化する方法とは ーなぜ、ChatGPTを配っても仕事は減らないのか?
なぜあなたの会社で、生成AIが活用されないのか?どこで活用すべきか?
生成AI活用ガイド
「厳しい・緩い」では測れないAI規制、6カ国の規制動向から読み解く企業の備えとは
AIの費用障壁が下がった今も、導入が進まない企業に欠けている「入り口設計」という発想
公開3日で停止された「Claude Fable 5」はなぜ復活できたのか?解除の裏側...
AIエージェントが発注する時代に備える、サプライヤーが今すぐ点検すべき3つのこと
B2B取引の自動化で「発見されない企業」にならないために ーAIが自律的に連携する時...
各社が模索するAIエージェントを現場に入れるためのデバイス、企業は何を問うべきか
米政府に公開3日で停止されたAI「Claude Fable 5」、その能力と企業が今...
AIはSaaSを殺さない、「共存戦争」の裏で本当に起きていること
AIが買い物を代行する「エージェント・コマース」時代、Googleが提唱するUniv...
AIエージェントはどこまで使えるか?検証して見えた「二度手間」の課題と正しい距離感