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ヘッドウォータース、NVIDIA「Jetson」対応のエッジAIデバイス管理ソリューション開発

AI(人工知能)ソリューション事業を手掛けるヘッドウォータースは4月6日、米NVIDIAのエッジAIスーパーコンピューター「NVIDIA Jetson」シリーズに標準対応したエッジAIデバイス管理ソリョーション「SyncLect Edge AI DMS(シンクレクト エッジ エーアイ ディーエムエス)」を開発したと発表した。

「SyncLect Edge AI DMS」は、広域に大量設置したデバイスを遠隔モニタリングで一元管理することで、スマートストアやスマートビルディング、スマートファクトリーを展開する企業のデバイス管理業務の負荷軽減と効率化を図るソリューション。

主な機能としては「エッジAIデバイスの一元管理&FOTA」「エッジAIデバイスのモニタリング」を提供する。

「エッジAIデバイスの一元管理&FOTA」は、Web管理画面(日本語表示)で設置デバイスの詳細情報の一覧表示、デバイスIDとデバイス名、設置拠点だけ登録すれば、ほかの情報をエッジデバイスから自動取得、デバイスのハブとなる親デバイスと実機子デバイスの関係性の表示、遠隔地から設置デバイスの再起動といった機能が利用できる。

「FOTA(Firmware Over-the-Air)」は、モバイル端末やIoTデバイスなどのファームウエアを、無線通信を使って遠隔で更新する技術。通常、デバイスに新しい機能やセキュリティのアップデートを提供するために使用される。

「エッジAIデバイスのモニタリング」では、デバイスに障害が発生した場合、問題のあるデバイスのCPU使用率、メモリー使用率、ディスク使用率、CPU温度、連続稼働時間のデータを継続的に取得してウェブの管理画面で確認が可能。問題の早期解決ができるという。

そのほか、設置拠点や設置場所の管理、エッジAIカメラキャリブレーションなどの機能追加、サードパーティーのエッジAIモデルを埋め込むといったオプションも用意する。

ヘッドウォータースでは今後、NVIDIAと、スマートストアやスマートビルディング、スマートファクトリーを推進する大手企業に対して共同提案と共同マーケティングに取り組んでいく考え。また、「Jetson」シリーズと自社の技術力を掛け合わせた、新たな高性能でセキュアなエッジAIソリョーションの開発も一層強化していくとしている。

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