Recursive、社内ユーザーの問い合わせなどの依頼に対応するAIプラットフォーム開発

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AI(人工知能)ソリューションを手掛けるRecursive(リカーシブ)は4月11日、社内ネットワーク内のファイルを巡回して情報を収集し、社内ユーザーからの問い合わせや文章作成などの依頼に対応するエンタープライズ向けAIプラットフォーム「FindFlow(ファインドフロー)」を開発したと発表した。

「FindFlow」は、内部文書、画像、音声、その他のデータを使い、「大規模言語モデル」を応用したシステム。「大規模言語モデル」は、インターネットから収集した大量のテキストデータを学習させたコンピュータプログラムを指す。

大規模言語モデルを使った推論エンジンは、GPT-4などのプライベートモデルとオープンソースモデルの両方をサポートする。また、データのプライバシーを最大限に守るためにオンプレミスで実行することもできる。

システムは、自然言語に基づき、質問を投げかけると回答を得るというシンプルな機能に加え、文書の要約などを短時間で行う。1つのファイルで回答が得られないような質問には、複数ファイルを横断して調査し、そこから適切な回答を生成して自然な言語で返答しする。

カスタマイズで自社モデルを構築できるように開発されており、社内でユーザーレベルでのアクセスコントロールができる。データの非公開化、安全性、コンプライアンス(法令遵守)を保つことが可能で、社内のユーザーがファインドフローを使って得た情報が、社外のインターネットなどに反映されないようにした。価格はシステムの仕様によって異なる。

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