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人工知能(AI) > 安川情報システム、東空販売と共同で建設機械用油圧アタッチメント向けAI故障予知・稼働監視システム「TO-MS」の運用段階へ
安川情報システム株式会社は、空圧・油圧機械販売メーカーである東空販売株式会社に対し、2016年からIoT技術に関する共同開発を実施していた。今回、建設機械用油圧アタッチメント向けAI故障予知・稼働監視システムとなる、IoT油圧ブレーカシステム「TO-MS」の開発の試作段階が完了し、今月より実稼動テスト段階に入った。
建設現場において、建設機械そのものは稼働時間がわかるが、油圧ブレーカ等のアタッチメントの稼働時間は不明であるため、製品が壊れるまで使用することが慣例であり、そのため製品故障により施工全体の遅延に直結していた。東空販売ではこのアタッチメントの稼働監視の検証を独自で進めるべく、課題となっていた下記2点の開発を昨年5月、安川情報システムに相談したという。
- センサデータ分析アルゴリズムを含めたエッジデバイス
- 高衝撃下に耐えうる実稼働時間を読み取るセンサデバイス
安川情報システムは、IoTセンサデバイスメーカである株式会社スカイディスクと協業し、衝撃に耐えうるセンサを用いた稼働監視を実現。さらに、アタッチメントの実稼動時間のみならず、安川情報システムのAIエンジンを用いた故障予知を行うことで、被災地の復旧や東京五輪の開催などにより、需要が高まっている油圧ブレーカを、常に最適な状態で稼働させることを可能とした。
同システム開発を通じ、安川情報システムと東空販売は、アタッチメント監視システムについての特許を取得した。今後東空販売では、同システムを用いて建設機械に搭載した稼動モニタリングを実施する予定だ。
実機による結合テストの様子(株式会社スカイディスク提供)
東空販売のIoTコンサル/AIによる故障予知事例はこちらのサイトを参照。
【関連リンク】
・安川情報システム(YASKAWA INFORMATION SYSTEMS)
・東空販売(TOKU)
・スカイディスク(Skydisc)
技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。
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