自動配送ロボットの開発を行うスタートアップHakobotが設立

自動運転技術を活用した配送ロボットの開発を行う株式会社Hakobot(宮崎県宮崎市)が、2018年5月に設立。同時にSNS media&consulting、株式会社ヒトメディア、その他個人投資家からの出資により設立され、アドバイザーには堀江貴文氏が就任した。

インターネットの普及等によって、通信販売による荷物の運送量は増加し、地方と都市の間での消費格差も少なくなっている。近年、日本では年間約35億個以上の宅配便が運搬されており、特に地方では人口の減少や高齢化も相まって、配達員への負担は日に日に大きくなっている。

このように運送業界で注目されている、人手不足や労働環境問題の解消、ロボットの導入による業務の効率化を目指すため、これから様々な問題が顕在化してくる「地方」にHakobotは設立されたという。

すでに、海外ではこのような無人自動配送ロボットの開発は行われており、2018年末までに1000台の導入を目指し、20億円以上の資金調達に成功している企業もある。

さらに、公道を走行し、フードデリバリーの実験を行なっている様子なども見受けられるが、日本ではまだこの分野に取り組んでいる企業は少ないのが現状だ。

同社は今後、試作品が完成次第、環境の異なる様々な場所で実証実験を行なう予定だ。

GPSなどの位置情報を元に自分の位置を認識、センサーや画像認識などにより周囲を把握し、ラストワンマイルを埋める自動配送ロボットとしての役割を果たすために、様々なデータの収集やあらゆる場面・環境においてこのロボットが正常に動作することを確認するためにも、様々な環境で実証実験を行うとしている。

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