日立グループ、タイにおけるシェア工場(スマートファクトリー)サービスの合弁会社を設立

株式会社日立ハイテクノロジーズの100%子会社であるHitachi High-Technologies (Singapore) Pte. Ltd.は、タイの工業団地開発最大手企業であるAmata Corporation Public Company Limited(以下、アマタ社)と、「Hitachi High-Tech Amata Smart Services Co., Ltd.(以下、HTAS)」を合弁で設立し、スマートファクトリー技術を導入したシェア工場事業を開始したと発表した。

グローバル化の進展に伴い、多くの企業が海外への事業展開を進めており、また海外での高品質な部材調達および競争力のあるサプライチェーンの構築が求められている。

日立ハイテクは、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)が実施する「日ASEAN新産業創出実証事業」で、2017年10月に採択された「タイにおけるシェア工場(スマートファクトリー)の実証」を通じ、日本の中小企業の海外進出を支援する新規ビジネスモデルの事業性を検証してきた。

今回、実証事業の検証結果を踏まえ、工場インフラの整備・部材調達・人財採用・経理業務などシェア工場の運営を行うHTASをアマタ社と共同で設立。

これにより日本企業は、シェア工場を利用することで海外進出に必要な資源を最小限に抑えることが可能になるとしている。

海外生産に必要なインフラ、部材調達、人財確保・育成などの環境を整備した工場を日立ハイテクグループが用意し、複数の日本の中小企業で共有することで海外進出に必要な資源を最小限に抑え、企業の海外進出をサポートする。

最新の多視点カメラや高度画像圧縮システムなどIoT先端技術を導入することで、日本からの遠隔監視を可能にし、生産・品質管理においては生産状況・検査データの閲覧、担当者への指示などを日本からリアルタイムで行うことも可能だという。

【関連リンク】
日立ハイテクノロジーズ(Hitachi High-Technologies)
アマタ(AMATA)

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