IoT新潮流のコア技術エッジテクノロジーがスマート社会を加速する

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「アジア最大規模のエッジテクノロジー総合展」へと進化する組込み・IoT総合技術展に注目

第4次産業革命と称されるなか、IoT、AIなどの先端技術が日本のあらゆる産業を大きく変えようとしている。産業や経済が様々につながり知識や情報が共有され、新しい価値やサービスが創出されていく。目指すべき未来社会「超スマート社会-Society5.0」に向かう、その真っ只中にある。

自動運転やスマート工場、スマートホームなどに代表されるその社会の実現には、多種多様なIoTデバイスから収集される大量データをリアルタイムに、高効率に処理・分析することが不可欠となる。
その基盤技術となるIoTは活用が加速しているが、一方ですべてをクラウド側で処理することの課題が顕在化している。機器が広範囲に分散していることで起きるデータ処理の遅延(レイテンシ)だ。さらに通信量・コストの肥大化、セキュリティの脅威といったIoT特有の課題も残る。

こうした課題の解決策に、俄然注目されているのがエッジコンピューティングだ。エッジ側に処理機能を持たせ収集データを一次処理することで、リアルタイム処理の高速化や多様化を実現する。データのクレンジングにより必要な情報のみクラウドに送信でき、ネットワークの負荷や通信の遅延を極小化できる。

そのIoTの新潮流を展示会としていち早くキャッチアップし、コア技術であるエッジテクノロジーにフォーカスをあてたのが、11月に開催される組込み・IoTの総合技術展「Embedded Technology / IoT Technology」だ。

IoT新潮流のコア技術エッジテクノロジーがスマート社会を加速する
ET・IoT展がフォーカスするエッジコンピューティングのイメージ。

<ET×ET(エッジテクノロジー)>のもとに、
新たな時代に新たな“エッジテクノロジー総合展”として進化する

組込み技術の総合展として30年以上にわたり自動制御のシステム開発におけるマーケットを支え続け、IoT需要が高まり始めた2015年から“つなげる技術”に特化したIoT総合技術展を先駆けて開催するなど、イノベーションの最新動向を広く紹介してきた。

そのET・IoT展が今年、組込みおよびつなげる技術を背景に、超スマート社会に向け重要な役割を担っていくエッジテクノロジーの総合展として生まれ変わる。
<ET×ET(エッジテクノロジー)>を掲げ、「エッジ領域でどこまでのことができ、どんなもの(新たな価値)を生み出せるのか」をテーマとし、テクノロジー視点にとどまらず、インダストリ、マーケット視点からの訴求を含め幅広い領域から最新トレンドを発信、新たなIoTサービスの創出を強力に促進する。2018を起点に、アジアで最大規模となるエッジテクノロジー総合技術展へと進化を遂げる。

前回の展示会場風景。開場と同時に多くの来場者で賑わいを見せていた。

すでに国内外から多数のメーカ・ベンダによる出展が決定しているが、出展検討中の企業からの問い合わせも相次いでおり、期間を延長して最終の出展申込を受け付けているところだ。エッジの関連技術、サービスを持つ企業やツールベンダは、ぜひこのチャンスに出展を検討されるといい。

重要技術のテーマゾーンなど、ビジネスをマッチングする構成を拡大

今回のポイントをいくつか紹介する。

重要技術となる6つのテーマゾーン開設

特徴のひとつが、なかでも重要技術に位置づけられる次の6つのテーマゾーンとなる。
『組込みAI』『IoT無線技術』『スマートセンシング』『セーフティ&セキュリティ』
『次世代モビリティ』『エッジコンピューティング』

IoT新潮流のコア技術エッジテクノロジーがスマート社会を加速する

超スマート社会の実現には、技術革新とともに良質・膨大なデータ収集が重要となる。エッジ側での自動収集・解析・分析・高速処理に密接な関係性を持つテーマをそれぞれゾーニングすることで、来場者にとって情報収集効率がアップするエリアとして設定する。

テーマゾーンの開設は、前回4テーマ(組込みAI/IoT無線技術/スマートセンシング/セーフティ&セキュリティ)に加えて今回は6テーマに拡大して実施する。各分野の主要プレイヤーが集結、さらに新規プレイヤーも続々と加わり、それぞれの最新技術・動向を発信するものとなる。

基調講演、企画展示にもテーマを反映

会期中100を超えるプログラムで構成され、1万人超の聴講者で賑わうカンファレンスも大きな特徴だが、今回も多彩で充実したプログラムを実施する予定だ。
なかでも注目を集める基調講演では『エッジ』『次世代モビリティ』『組込みAI』『セキュリティ』をテーマに据え、分野をリードするキーパーソンによる講演を予定している。気になる講師、講演内容は8月29日(水)に公開されるので、ぜひ公式サイトでチェックされるといい。また同時に、主催社によるテーマ企画展示も予定、来場者はカンファレンスと技術展示で重要技術の今を把握し未来が見える体験ができる。

IoT新潮流のコア技術エッジテクノロジーがスマート社会を加速する
前回の基調講演風景。トップ企業を中心に業界をリードするキーパーソンが連日登壇する。

次代の主役・スタートアップ企業にスポット

「つながる産業」においては、それまで実現されなかった新しいビジネスモデルが成立する。そこには産業・分野の横断的な対応が求められる。企業の枠を超えて、技術やスキルを備える人材の起用、事業開発など連携して行うオープンイノベーションの取組みが加速する所以だ。その担い手として、専門特化した技術を有すベンチャー企業やイノベーションを起こそうとするスタートアップ企業への期待が高まっている。

ET・IoT展ではベンチャーやスタートアップ企業も出展し、オープンイノベーションによるwin-winの関係を築く場ともなっているが、特に今回は次代の主役ともいえる話題のスタートアップ企業にスポットをあてた。日本だけでなく、『グローバル起業家精神・開発指数(GEDI)』でアジアトップランクの台湾、4年連続デジタル化欧州1位のデンマーク、欧州一のベンチャー大国フランスなど海外企業を含む総勢約30社が集うパビリオンを設置するほか、ピッチイベント企画でのプレゼンテーションを実施し、斬新なアイデア、抜きん出た技術をアピールする。
また会期にあわせて発表する「ET・IoT Technology アワード」でも、スタートアップ企業を対象とした部門を新設する計画だ。

なお「ET・IoT Technology アワード」は出展社を対象に、応募されたなかから優れた技術やソリューションを選定するもので、市場を賑わせている受賞製品や技術は多い。ぜひ出展とあわせてアワードへの参加を検討されることをお勧めする。

IoT新潮流のコア技術エッジテクノロジーがスマート社会を加速する
会期2日目に行われるET・IoT Technologyアワードの表彰シーン。定番となったイベントで受賞製品、技術には年々注目が高まっている。

エッジテクノロジーへのシフトで、IoTとして先行する製造業分野に広く関わるベンダはもちろん、従来以上にSIer、ネットワークベンダ、クラウド等サービス事業者の注目度が高まるだろう。

新たな進化を遂げようとする今年のET・IoT展の一部を紹介した。超スマート社会に向け新たな需要を創出しビジネスのマッチングを成し得る場として、重要な展示会と位置づけられよう。
ぜひ今年のET・IoT展に注目されたい。

[開催概要]

名称:Embedded Technology 2018 / IoT Technology 2018
会期:2018年11月14日(水)~16日(金)
   10:00~17:00(15日(木)は18:00まで開場)
会場:パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1-1-1)
展示会規模(予定):420社・団体、840小間、想定来場者30,000人
主催:一般社団法人組込みシステム技術協会(JASA)
企画・推進:株式会社JTBコミュニケーションデザイン

IoT
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