ZMPの物流支援ロボット「CarriRo」、工場での運搬業務効率化へ導入

株式会社ZMPが販売する物流支援ロボットCarriRoが、OSPアドバンス株式会社において、工場での運搬作業効率改善による省人化を目指し導入された。

OSPアドバンスは、OSPグループの一員であり、シール・ラベル製品の最終加工を行う会社として1994年11月16日に設立。「”義”を重んじ、事業を通じて人として成長し、物心両面の豊かさを追求すると共に、顧客満足が得られる商品を加工し、社会に貢献する。」を基本理念として運営を行う。

同社(栃木第二事業部)大矢 真澄氏はビジネス課題として以下のようにコメントしている。

「大阪、福岡、栃木と3事業所で展開していますが、どの事業所でも人員不足が課題となっています。人材確保&定着率向上と、作業の効率化・省人化・自動化を進める必要があり、課題解決方法を模索していました」

他社製AGVも検討する中、「大型のAGVでは作業スペースを圧迫してしまい、むしろ作業効率の低下が考えられる。一定の台数以上を購入しないと効果がでにくい。レイアウト変更による作業ルート変更の際に柔軟な対応ができるようにしたい」といった課題があり、これらの解決のためCarriRo導入を決めたという。

同氏はCarriRo選定の理由として、「コストパフォーマンスに優れている」、「バージョンアップにて自律移動にも対応」、「安全面が優れている(エリアセンサー、4段階の速度調整機能)」、「作業用途に応じて様々なモードが選択可能」、「8時間の連続稼動が可能」といった点を挙げている。

「CarriRoを導入してから約半年が経過しておりますが、全3箇所の作業現場において、CarriRo2台あたり2人の削減を目標に現在社内運用ルールや作業ルートを検討し、10月の本格稼動に向けて活用を検証しています」と有効性の向上にまい進している。

今後の展開については「運搬作業、仕上工程から物流工程への製品運搬等を予定しており、自律移動モデルの導入も視野に入れ検討しております」としている。

【関連リンク】
CarriRo導入事例紹介:OSPアドバンス株式会社
OSPアドバンス(OSP Advance)

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