ウィルウェイ、AIを活用した「株主総会支援システム」の実用化試験を実施

株式会社ウィルウェイは、株主総会の質疑応答に人工知能(AI)を活用したシステムの実用化に向け、AIが実際の株主からの質疑を受けて適切な回答を導き出し、答弁者に提示することができるかの検証に取り組んでいる。

ウィルウェイは、自社プロダクツとして「株主総会支援システム」を販売しており、すでに110社以上の導入実績を有する。同検証では、「株主総会支援システム」に IBM WatsonベースのAI検索応答ソリューション「SQ-EasyⅡ」を組み込んだものであり、「SQ-EasyⅡ」もウィルウェイの自社プロダクツで、今後も検証を重ねて「SQ-Easy for 株主総会」(仮称)として商品化を目指す。

「株主総会支援システム」と組み合わせたシステムの構想は、2015年12月にソフトバンク社主催で開催された第1回 IBM Watson 日本語版ハッカソンにおいて「未来型株主総会」として特別賞を受賞している。

現行型システムの導入企業からの事務局機能の高度化・合理化を実現するAIを活用したシステム開発の要望は強い。

現行型システム導入企業の一つである三井物産株式会社を例にとると、本年6月に開催された同社の定時株主総会において行ったAIを活用したシステムの実用検証では、現行型システムと並行設置された環境に於いて、一定の割合で想定された適切な回答を提示することができたことで検証を継続するメリットがあることが確認できたという。

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ウィルウェイ(WillWay)

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