サイアムセメントグループと日立がIoTを活用し、 工場のエネルギー省力化や流通業務の効率化に向けた協創を開始

SCG Cement-Building Materials Co., Ltd.(サイアムセメントグループ セメント・ビルディングマテリアルズ)(以下、SCG-CBM)と株式会社日立製作所および日立のタイにおける現地法人Hitachi Asia (Thailand) Co., Ltd.(以下、日立アジア社)は、本日、SCG-CBMの工場のエネルギー省力化や流通業務の効率化に向けた協創に関する覚書(Memorandum of Understanding/以下、MOU)を締結した。

The Siam Cement Public Company Limitedは、セメント・建設資材、石油化学、梱包材を主力事業としてグローバルに展開する、タイの製造会社で最大手の複合企業グループであり、SCG-CBMはその中で、セメントおよびその他建築資材の製造・流通事業を行っている。

一方、日立は、「電力・エネルギー」、「産業・流通・水」、「アーバン」、「金融・社会・ヘルスケア」を注力分野として、デジタル技術を活用した社会イノベーション事業を展開。製造業で長年培ってきた経験やノウハウを基に、日立のIoTプラットフォーム「Lumada」を活用し、さまざまなデジタルソリューションを提供している。

また、本年9月17日にタイに「Lumada Center Southeast Asia」を開設し、グローバル展開を加速している。

そこでこのほど、さらなる経営の効率化をめざすSCG-CBMと、グローバルにデジタルソリューションを提供する日立および日立アジア社は、MOUを締結し、工場のエネルギー省力化と流通業務の効率化にむけた協創を開始する。

具体的には、タイ南部のトゥンソンにあるSCG-CBMのセメント工場において、日立の「Lumada」のソリューションコアである「工場シミュレーター」を活用して生産能力や生産管理などの各種データベースを分析し、工場全体の最適な生産計画を自動で立案することで、エネルギー使用量の削減を図る。

また、流通業務については、セメント配送トラックの運行データを分析し、最適な配送計画を立案することで、物流コストおよび在庫の削減を図る。

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