マクニカ・クロスコンパス・DMP、製造業向けAIの生成からエッジAI実装までの統合環境で技術提携

株式会社マクニカと株式会社クロスコンパス(以下、XC)、並びにディジタルメディアプロフェッショナル(以下、DMP)は、XCが提供する製造業向け人工知能(AI)を生成する「Manufacturing-IX(M-IX)」とDMPのエッジAI FPGAモジュール「ZIA C2」「ZIA C3」をシームレスに連携できる環境を用意するため技術提携を行い、その第1歩として「Manufacturing-IX(M-IX)」とマクニカ アルティマ カンパニーが取り扱うSoC FPGA が迅速に連携できる環境を構築した。

昨今、製造業の現場においては、外観検査、予知保全、異音検査等さまざまな業務課題へのAI導入を検討する段階から、AIの有効性を見出し、最適なAIを導入の上、運用する実用フェーズに移行しつつありる。

また、AIによる課題解決が広がっていることに伴い、クラウドの運用コスト、処理容量、セキュリティ等の問題から、エッジ側でのAI処理にも関心が高まってきており、製造業で広く使用され柔軟性が高く、長期供給性も担保でき、リアルタイム処理が可能なFPGAに大きな期待が寄せられている。

そこで3社は、XCの製造業向け人工知能の統合環境「Manufacturing-IX(M-IX)」とマクニカが取り扱うSoC FPGAに対応したDMPの「ZIA(TM) C2」および「ZIA(TM) C3」とを連携させ、学習からエッジ側での推論処理まで簡単かつ短期間での実装を可能にし、実運用後も、モデルの再学習や管理、データ量やアイテム数の変化に応じスケーラブルに運用設定を変えられる環境を用意。

3社は、同環境ならびにセンサーなどのデータ取得をワンストップソリューションとして工作機械を中心とした産業機器メーカおよび製造業向けに提供する。

Manufacturing-IX(M-IX)は、初心者でも製造業向け人工知能(AI)を簡単に実装できる統合開発環境。ディープラーニング、ニューラルネットワークを用いて、 異常検知、予知保全を高性能に実現することができる。

人工知能の開発経験とノウハウを活用し、学習データの前処理から最適なニューラルネットワークの生成、判別式の決定、動作するための後処理までカバー。電流・電圧・温度など時系列に変化するデータから振動、画像、音響、動画のデータまで製造業の幅広いシーンに対応した異常検知・予知保全用の人工知能開発に対応予定だ。

ZIA(TM) C2/C3は、DMPが開発した高性能な組込機器向けAI FPGAモジュール。コンパクトで低消費電力なAI推論処理を完成されたモジュールで提供することで、ファクトリーオートメーション、物流における自立ロボットや農機、建機といった産業車両の自動運転、防犯、小売り、発電、医療などでのリアルタイムなデータ解析といった幅広い分野において、エッジAIシステムを短期間で構築することを可能にする。

【関連リンク】
クロスコンパス(XCompass)
ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)

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