マクニカ、インダストリアル IoT市場向け製品「SENSPIDER」を開発

半導体やネットワーク機器の輸⼊、販売、開発を⼿がける株式会社マクニカは、インダストリアル IoT(IIoT)市場向けに、AI 活⽤時のデータ取得・処理に適したデータロギング×エッジコンピューティング端末「SENSPIDER」を開発し、11⽉1⽇より注⽂受付を開始することを発表した。

「SENSPIDER」は、広帯域振動センサーなどの⾼精度なアナログセンサーデータを取得し、その場で AI の解析・判定結果を出⼒できる。

従来、⼯作機械/産業機械のコンディションモニタリングは、対象の機器やセンサーの特性に応じて複数の機器を組み合わせたデータロギングシステムが必要だったが、「SENSPIDER」では、モニタリングに必要となる、センサー⽤アンプ、データロガー、コンピューティング端末(PC 等)、センサー⽤電源、外部通信インタフェースの5つの機能を1つのユニットに集約した。

また、⾼速振動センサー、汎⽤センサー、温度センサーの 3 種類のインタフェースカードを⽤意し、顧客のニーズに合わせて、センサー⼊⼒インタフェースを最⼤8chまでカスタマイズ可能とした。さらに、エッジコンピューティング⽤プロセッサーを搭載しているため、AI アルゴリズム等のデータエッジ処理機能の拡張も可能となっている。

顧客は本製品を組み込むことにより、AI を活⽤した異常検知/予知保全等の機能追加の開発を短期間に、かつ低コストで⾏うことができる。

主な特徴

  • 機械のコンディションモニタリングに必要な 5 つの機能(センサー⽤電源、センサー⽤アンプ、データロガー、コンピューティング端末、外部通信インタフェース)を集約
  • AI 活⽤に必要なデータを抽出してロギング
  • 3種類のインタフェースカードを組み合わせることにより、最⼤8chまで任意のセンサーインタフェースにカスタマイズ
  • 回転体の異常検知に最適な⾼速サンプリングセンサーの⼊⼒が可能
  • AI アルゴリズム等のデータエッジ処理機能の拡張が可能
  • W150×D85×H100 と装置に組み込み可能な⼩型製品
  • 手のひらサイズのSENSPIDER
    手のひらサイズのSENSPIDER

    ユースケース

    1. ⼯作機械/産業機械メーカーにおける、IoT と AI を活⽤した異常検知、予知保全等のファンクション開発時の装置への組み込み⽤途
      - データ取得だけでなく、各⼯作機械/産業機械メーカーの製品個別に最適なカスタムアルゴリズムを実装でき、製品開発の期間短縮、開発費⽤低減に貢献するとのこと。
    2. 製造業のスマートファクトリー化における、装置のデジタル化、IoT と AI を活⽤した異常検知、予知保全等の導⼊⽤途
      - さまざまなセンサー⼊⼒に対応可能で、重要設備のセンシングデータ取得を 1 ユニットで実現。スマートファクトリー化に貢献するという。
    3.  

    「SENSPIDER」との連携ソリューションが⽣み出すプラスアルファの価値

  • 株式会社 IIU 社製ソフトウェア「Sigma」※1 と連携することにより、リアルタイムに波形品質を確認でき、時系列データの簡易分析が可能。
  • 株式会社コアコンセプト・テクノロジー社製ソフトウェア「Orizuru」注 1 と連携することにより、CNC、PLC、ロボットなどから収集したデータと外付けセンサーデータを組み合わせることができ、⼯場の各種設備データの利活⽤と OPC UA による上位ネットワークとのシームレスな連携を実現するとのこと。
  • ※1 株式会社 IIU 社製ソフトウェア「Sigma」、及び株式会社コアコンセプト・テクノロジー社製ソフトウェア「Orizuru」は、マクニカがご提案する AI×IoT サービスのラインアップの中の1つ。

    【関連リンク】
    マクニカ(MACNICA)

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