PALTEK、イノフィス社の装着型バランサー 「マッスルアッパー」販売開始、作業現場の負担を軽減

株式会社PALTEKは、東京理科大学発ベンチャーの株式会社イノフィスが開発した、人の手で重量物を取り扱うシーンにおいて、腕と腰の動きを補助し、作業効率の向上や身体負担の軽減を図る装着型バランサー「マッスルアッパー」の販売を、2018年10月から開始した。

「マッスルアッパー」は、背面のフレームに内蔵された“空気圧式人工筋肉”のはたらきによって上体と上肢を引き上げ、腰部より高い位置まで重量物を持ち上げること、身体から離れた場所に重量物を置くことを可能にする。

一番の特徴は、作業者が装着するだけで使用できること。一般のクレーンやバランサーは、固定設備のため、装置を上から吊り下げるのに天井にレールを引いたり、床置きタイプではアンカーボルトを打って土台を固定したりする必要がある。

今回の“装着型バランサー”は、自由に持ち運びでき、駆動源となる空気を供給するコンプレッサー用の電源さえあれば、使う場所を選ばない。レールや土台の設置工事等も不要で、さらに自分の腕と腰のように利用できることから、操作のための習熟を要さない。

そのため、設備面やコスト面から大掛かりな装置の導入が難しい場所でも使うことができ、利用者も選ぶことなく、本体購入価格のみで導入が可能。

マッスルアッパー装着イメージ1
マッスルアッパー装着イメージ1
マッスルアッパー装着イメージ2
マッスルアッパー装着イメージ2
マッスルアッパー装着イメージ3
マッスルアッパー装着イメージ3

マッスルアッパーについて
働く上で多くの人や企業が悩む“腰痛”の対策のため、腰部の補助に特化した装着型の作業支援ロボット「マッスルスーツ」に続き、労働による身体負担をより一層軽減させるために、これまでの研究開発や販売活動を通して得た知見を活かし、腰と腕を同時に補助できる製品が「マッスルアッパー」である。

マッスルアッパーの仕様
本体寸法    :高さ920mm×幅830mm×奥行310mm (背面部厚み180mm)
本体重量    :8.1kg ※カバーを除く
駆動源     :圧縮空気
アクチュエータ :空気圧式McKibben型人工筋肉 4本

圧縮空気供給方法:コンプレッサーによる外部供給(0.8MPa)
         ※空気の吸排気をコントロールする電磁弁を稼働させるため、モバイルバッテリーを使用
補助部位    :腰、腕
補助力     :最大35.7kgf(140Nm)
【関連リンク】
パルテック(PALTEK)
イノフィス(INNOPHYS)