【11/29 マイクロソフト ウェビナー申込受付中】スマートビルディングにおける驚くべき3つのIoTトレンド

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モノのインターネット(IoT)と人工知能(AI)の発展にともない、スマートビルディングでは、エネルギー消費量や維持費が削減されている。また、より安全で快適な環境の提供、機器の故障および従業員の混乱まで防ぎ、人々の生活や働きに併せて生産性までも向上できるようになった。

ビルの所有者や管理者、テナントに対して多くの利益をもたらすスマートビルディングに対する需要は高まるばかりで、そのトレンドや、将来性、費用対効果には目をみはるものがある。

詳しくは、間もなく公開されるマイクロソフトのIoT in Actionのスマートビルディングに関するウェビナーで紹介する。

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利益はインフラや運用性だけではない

スマートビルディングやIoTと聞いて、多くの人がまず思い浮かべるのは、非常口、監視システム、エレベーター、駐車場や、電力・空調・水道といったビル運営など、セキュリティやインフラまわりといった基本的なものではないだろうか。これらの分野は、コストの削減、持続可能性の向上、人間の安全性や快適さの維持を実現する重点分野である。しかし、スマートスペースは、このようなニーズに応えるだけではなく、さらなる利益も提供している。

2つ目にIoTが変革をおこしている分野は、まだ明白とはいいがたいが「生産性」があげられる。我々の短時間での生産性向上にスマートスペースが一役かってくれると考える。IoTの処理能力が向上すると、スマートスペースは特定の場所内における人間の存在を検出してどのように働いているかを感知し、人間のニーズを状況によって解釈し適応できるようになる。生産性という観点から見ると、IoTはインタラクティブウォールや、場所や人の検知、コンシェルジュサービスも可能にする。スマートスペース・プラットフォーム・サービスでは、テレプレゼンスや、ロケーションおよびトラフィックのセンシング、インタラクティブウォール、さらにはデジタル・アシスタントなども提供される。

最後にあげられるのが、従業員のエンゲージメントやリテンションだ。驚くべきことに、従業員の能力を最大限に引き出すスペース、「Ambient Intelligence(知性をもった空間)」スペース、パソコンの増強が、従業員のリテンションに影響をおよぼすことが分かっている。空間が快適でより過ごしやすい環境であれば、従業員の離職率は低くなる。

実用化される空間インテリジェンス

Azure IoTがこのほどspatial intelligence capabilities(空間インテリジェンス機能)を追加したのも記憶に新しい。空間インテリジェンスは、人間、場所、端末間の関係やインタラクションを形成し、スマートスペースがどのように利用されるかを監視して、空調や会議室の予約などの空間の効率化を行うものだ。マイクロソフトはIoT空間インテリジェンスを利用して、会話ができるカフェ、駐車を助けてくれる駐車場、参加・不参加者を教えてくれる会議室など、魅力的な付加機能を新しいビルに実装している。

会議室を予約し、入室した参加者を識別するスマートスペースや、実際の空間インテリジェンスを使用した会議デモ以下にて紹介する。

AIと音声・動画を組み合わせて、発言者を識別、発話パターンを認識し、ライブでテープ起こしのサービスを提供するスマートスペースも紹介されている。他国からの参加者のために、発言を通訳してくれるスマートスペースのデモも閲覧可能だ。

IoTでビジネスを「より高みへ」

IoTとスマートビルディングの応用に限界はない。ビルをよりスマートにするビジネスの例として挙げられるのが、Datahoist(※)である。DatahoistはIoT端末と適応型自己学習アルゴリズムを組み合わせて、エレベーターのデータを収集し、処理を行う。エレベーターの上やドアに設置したセンサーが、Edgeゲートウェイを通じてマイクロソフトのAzureのクラウドにデータを送信し、データはAzureのクラウド上で処理され、分析される。

迅速、簡単かつ低コストで導入できるDatahoistは、あらゆるメーカーのあらゆるエレベーターに取り付け可能だ。Datahoistは24時間365日、エレベーターの状態を監視し、パターンを学習して、異常状態を検出するとユーザーに知らせる。加えて、このIoTソリューションは人件費を削減し、定期的なメンテナンスチェックの必要性や、必要のない部品交換をなくすことまで実現させている。また、障害が発生する前に警告を発し、計画外の停止も防止してくれる。

スマートビルディングに関する詳細については、11月29日に開催予定のマイクロソフトのIoT in Actionのスマートビルディングに関するウェビナーで公開していく。

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IoT in Actionのスマートビルディングに関するウェビナーではビルのパフォーマンスをより向上させるためのIoTの利用方法を紹介する。ビルのテナントと密接な関係の築き方、従業員の能力を引き出す手法、営業の最適化、コスト削減方法までジャンルは多岐にわたる。

また、データを戦略的な資産として利用し、新たなビジネスチャンスを獲得するために既存の施設を変革させる方法についても紹介している。

セキュアなIoTソリューションの設計方法や、自社のIoTソリューションにビジネス価値を付加する方法、技術スキルを向上する方法など、さらなる案内については、ぜひIoT in Action、2日間の バーチャル ブートキャンプ を検討いただきたい。

※Datahoist
Datahoist社の24時間エレベーター監視・管理システム。

【関連リンク】
Microsoft IoT in Action ウェビナーシリーズ
Datahoist

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