FUJIとALBERTが多関節ロボットのプログラミングフリーを実現するAIを共同開発、初めて見る部品も自動認識可能に

株式会社FUJIと株式会社ALBERTは、FUJIの多関節ロボット「SmartWing」で、AI・ディープラーニング技術を用いて、ティーチングやプログラミングを必要としない多関節ロボットの実現に向け、共同技術開発を進めている。

カメラを用いて多関節ロボットを動かすためには、対象物の形状認識やロボットの動作をプログラミングする必要があるが、これらは煩雑で、スキルの高いプログラマが必要となり、多くの現場でロボットの導入を困難にする要因となっている。

今回、共同開発の第1段階として、「SmartWing」の部品認識機能にAI・ディープラーニング技術を活用した学習済みモデルを搭載し、初めて見る部品でもAIで自動認識し、プログラミングなしで部品認識ができるようになった。これによって、SmartWingのティーチングフリー技術と合わせ、SmartWingの立ち上げ時間のさらなる短縮、柔軟な製造品種変更が可能になった。

さらに、単眼カメラのみで対象物の三次元姿勢を推定し、部品の姿勢に応じた正確なピッキングが可能となるという。また、色味や影等の撮像環境の変化に影響を受けにくいため、様々な環境下でロボットを使用できるようになるという。

【関連リンク】
FUJI
アルベルト(ALBERT)

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