金沢工業大学がAI活用の複合センサーによる行動認識システムの実証実験を実施、障害者の雇用促進へ

障害者の就労は喫緊の課題だが、思うように進んでいないことが課題として指摘されている。

障害者が障害の種類、状況に応じて就労ができる社会の実現を目指して、金沢工業大学AIラボ 中沢実教授の研究室では、AI技術を用いた複合センサーによる行動認識システムの第一次実証実験を、金沢市と連携して3月末迄まで、一般社団法人 障害者人材育成機構のカラフル・金沢にて開始した。

今回の実証実験はカラフル・金沢に複合センサー1台を設置し、LPWAを通してクラウド上のサーバに約10種類のセンサー(サーモグラフィ、カラー検知、磁力、温湿度、二酸化濃度、気圧、人感、マイク、ミリ波)を定期的に情報送信する。そこから、障害者の行動特性と環境要因の因果性をAIが導き出し、就労可能な条件を可視化・データ化する。

雇用主が障害者を雇用するにあたっての環境要件を確認できると共に、障害者は雇用主の理解のもとで、働きやすい環境が整備される。また人材育成施設にとっては、センサーデータをもとに個々の障害者の行動特性を理解して雇用主に照会することができ、雇用促進につながる。

Previous

ローム、非接触通信NFC対応の車載用ワイヤレス給電ソリューションを開発

アリオンとSGS、コネクテッドカー検証領域で戦略的協業

Next