NTTコミュニケーションズ、デジタルトランスフォーメーション加速に向けオープンイノベーションプログラムを開始

NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、データをセキュアに利活用可能な基盤である「データ流通プラットフォーム」により、顧客や社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進している。

同社はさらなるDXの加速を目指し、オープンイノベーションプラットフォーム「eiicon」を運営するeiicon companyの協力のもと、社外の企業からアイデアや技術を募り、同社がグローバルに保有するサービス、技術、インフラ、データ、スポーツチームなどの豊富なリソースを活用した新たな価値を共創するオープンイノベーションプログラム「NTT Communications OPEN INNOVATION PROGRAM」を、本日1月28日に開始した。

3月4日まで、以下の4つのテーマでパートナー企業を募集し、その後、審査を通過した企業との実証実験などを通じて両社での事業展開を検討する。

  1. 離れた場所からでも自由自在に身体を動かす体験による、未来の遠隔操作
    遠隔地からでも、実際に存在しているように自由自在な行動が可能になるテレイグジスタンス・テレプレゼンス(※1)を無線環境下で低遅延にて実現し、さまざまな体験価値を創造
    提供リソース:インターネット上でのリアルタイムP2Pコミュニケーションを手軽に実現する技術・サービス(WebRTC(※2)プラットフォーム「SkyWay(※3)」)のロボット向けモジュールの利用およびサポートなど
  2. 設備運営の自動化を活用した、これまでにないデータセンター運営
    ロボティクスや画像認識のテクノロジーを活用し、データセンター運営・警備の自動化によって、次世代のスタンダードとなるデータセンターを創造
    提供リソース:「Nexcenter(※4)」の屋内、屋外(敷地内)空間。サーバラックスペースなど、セキュリティが担保された空間など
  3. ラグビーの選手パフォーマンス向上・観戦スタイル革命
    テクノロジーを活用した、ラグビーチーム「NTTコミュニケーションズシャイニングアークス」における選手パフォーマンスの向上や、スタジアムでの新たな観戦の楽しみ方を創造
    提供リソース:選手のバイタルデータ、試合データ・クラブハウス施設や練習場など
  4. 山中の無線中継所や鉄塔の新しい活用による、新たな価値創造
    NTT Comが保有する都心の鉄塔や山中の施設などの空間を再定義し、既存の事業分野にとどまらない新たな価値を創造
    提供リソース:山中の無線中継所や都心部の鉄塔・通信ビルの空間など

※1 テレイグジスタンスは、人間が遠隔地で自在に行動するかのような技術を活用した遠隔操作などの技術。テレプレゼンスは、直接対面しているかのような臨場感のある高品質な音声や高解像度の映像を活用した遠隔会議などの技術。
※2 WebRTCは、Web Real-Time Communicationの略で、パソコンやスマートフォンのブラウザやネイティブアプリにおいて、サーバーを介さないP2Pのリアルタイム通信(音声・データ)を実現する技術。
※3 SkyWayは、パソコン、スマートフォン、タブレット、IoT機器などの端末間で、WebRTCを使った音声・ビデオ通話に必要なサーバー群をNTT Comが運用し、ソフトウェア開発環境を提供するサービス。現在、オンラインによる英会話、診療、通訳、遠隔作業支援や、コンタクトセンタ、低遅延ライブ配信などのサービス提供者に利用されている。
※4 「Nexcenter」は、NTT Comのデータセンターサービスブランド。

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