順天堂大学とソフトバンク、スマートホスピタルの実現に向けて連携開始

学校法人順天堂 順天堂大学とソフトバンク株式会社は、順天堂大学医学部附属順天堂医院(以下、順天堂医院)においてスマートホスピタルの実現に向けて連携し、実証実験の取り組みを開始する。

第1段階となる実証実験では、Bluetooth Meshネットワークを医療機関に構築し、看護師の働き方改革を支援するソリューションの開発および検証を行う。

Bluetooth Meshネットワークは、株式会社WHEREが開発したBluetooth技術の1つで、屋内で1~2メートル単位での位置の計測ができる。この技術を病院内に構築し位置情報を取得することで、病床単位で測位が可能になり、看護師がどの患者の看護に当たっているのか、リアルタイムに把握する仕組みを構築する。さらに、看護師の位置情報とナースコールの呼び出しを連携させ、迅速に対応できるワークフローを確立する。

また、看護師はモバイル端末(スマートフォンやタブレット)を携帯し、互いのスケジュールやタスクの進捗を一覧で確認できるようにする。看護師の動線と業務状況をリアルタイムで可視化することで、看護師間のスムーズな連携を可能にし、看護業務の効率化と質向上につなげるとした。

第2段階以降の取り組みでは、AIやIoTプラットフォームなどを活用し、入院患者のQOL(クオリティー・オブ・ライフ)の向上や外来患者の通院・受診支援を実現する共同研究を行う。病院の業務効率化から、入院や通院、在宅、自宅での支援も視野に入れた共同研究を展開し、スマートホスピタルの実現を目指す。