Hacobuの物流情報プラットフォーム「MOVO」、アスクル物流拠点でトラック待機時間削減に貢献

株式会社Hacobuは、物流情報プラットフォーム「MOVO(以下、ムーボ)」を提供している。ムーボは、SaaS型の物流管理ソリューションとして、待機時間でトラックを効率的に稼働させられない問題(バース管理)、トラックが手配しにくい問題(オンライン求車)、そしてトラックの位置情報を把握できない問題(動態管理)等を解決するための機能を、クラウド上のプラットフォームで提供している。

このほど、Hacobuは、アスクル株式会社が関西エリア主力物流拠点であるASKUL Value Center関西(以下、AVC関西)で取り組んでいる物流改革プロジェクトの一環として、Hacobuが提供するムーボのバース管理ソリューションを活用した結果、待機時間の大幅な短縮効果が得られたことを発表した。

AVC関西では本年2月からムーボ・バース管理ソリューションによる予約・受付を開始した。平均待機時間は約50%の減少、1時間以上の待機率(全体の入荷車両数を分母とした、1時間以上待機した車両の割合)は60%超の減少となった。また、ムーボの導入によってすべての入庫車両について受付・作業状況が電子化された。構内の呼出待ち車両が庫内のPC・タブレットから確認できるようになったことで、庫内作業効率が向上した。

Hacobuの物流情報プラットフォーム「MOVO」、アスクル物流拠点でトラック待機時間削減に貢献

Hacobuは、ムーボ・バース管理ソリューションを、メーカー調達物流、工場~在庫保管倉庫/センター、小売・卸共配センターといった、サプライチェーンの上流から下流の様々な物流拠点に一気通貫で導入していくことを目指している。

小売サイドで、複数の事業者で共通システムが使われることで、予約する側(納品事業者側の配送管理者やドライバー)が複数のシステムを使う煩雑さを回避できる。入出荷両方の業務に活用できるため、納品事業者は納品先の予約と自社拠点(工場/倉庫)における入出荷を、同じ環境で行うことができる。

また、ムーボ・バース管理ソリューションがメーカー・卸・小売事業者に広く普及することによって、何がどこで、どのような車両によって納品/出荷されるのか、という「モノと車両と場所」にかかわる物流情報が、一つのプラットフォーム上に蓄積されることになる。複数の納品事業者・小売をまたいだ調達物流を、ビッグデータ分析から得られる示唆を活かしながら構築し、物流資産のシェアリングを推進していくとした。

Hacobuの物流情報プラットフォーム「MOVO」、アスクル物流拠点でトラック待機時間削減に貢献

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