トプコン、IoT測量機で健康状態や稼働状況を遠隔監視できるサービスを始動

株式会社トプコンは、2013年からトータルステーションなどの測量機に多機能通信モジュールを搭載し、稼働状況を遠隔監視する事で品質の向上やセキュリティ対策に努めてきた。今回、この測量機に搭載した多機能通信モジュールを活用し、資産管理やセキュリティ対策の為のユーザーサポート機能である「TSshield(ティーエスシールド)」の有償サービスを本格始動した。

同サービスは、以下の従来の4つの基本機能がある。この機能は、TSshield登録後、3年間は無償で利用でき、3年目以降は有償サービスとなる。

  • 保有する測量機のリスト管理
  • 測量機の現在位置をマップに表示
  • ファームウエア アップデート
  • 盗難時の追跡と機能のロック

今回拡張された有償の機能は以下の6つである。

  1. リモートアクセスサポート(※1)
    現場で操作に困った際など、その場から直接サポートセンターに問い合わせする事が出来る。また、サポートスタッフは、クラウドを通じ測量機の状況を把握する事が出来る。
  2. 健康状態チェック
    測量機のファームウエアが最新の状態か、またエラーが発生していないかをパソコンやスマートフォンを通じて確認する事が出来る。現場作業前に確認すると、作業中に起こり得る突発的なトラブルを未然に防ぐ効果が期待できる。
  3. メンテナンス管理
    機器検定の有効期限や次回のメンテナンス・スケジュールを管理する機能。期限が近付くと測量機本体や登録したメールアドレスへ通知する(※2)。
  4. 稼働状況分析・レポート
    カレンダーやグラフより保有機器の稼働時間や使用された位置、メンテナンス履歴などを確認する事ができる。レポートを発行する事も出来、日々の資産管理や機器検定のスケジューリングにも活用できる。
  5. タイムフェンス・ジオフェンス
    使用可能範囲や期間を指定する機能。設定範囲外で使われると登録したメールアドレスへ警告を送信、機能をロックすることも可能で不正使用や盗難を防ぐことができる。
  6. メッセージ送信(※2)
    直接測量機へメッセージを送る事ができる。メンテナンスの期限通知を受け取れる以外に、ソフトウェアのアップデート情報やキャンペーンの通知などを送信でき、現場に居ながら常に最新の情報を受け取ることができる。

※1 TOPCON GTシリーズ/GM-100シリーズ、SOKKIA iXシリーズ/iM-100シリーズのみ対応。
※2 TOPCON ESシリーズ/LN-100、SOKKIA CXシリーズへの送信はできない。

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