DNP、販促物のサプライチェーン全体を一元管理するクラウドサービスを提供

近年、生活者の嗜好や価値観が変化し、流通チャネルが多様化するなかで、チラシ・カタログやノベルティなどの販促物の多品種化と少量発注が一般的になってきているが、不要となった販促物の増加や在庫の不足など、販促物の適正な在庫管理が企業の課題となっている。

こうした課題に対して大日本印刷株式会社(以下、DNP)では、支店等からの販促物の注文受付から製造、在庫管理までをネットワークを通じて一元的に管理するシステム「Connecting One」を2001年から提供しており、会社案内や金融機関の帳票などにも活用されている。

今回、この「Connecting One」に、販促物の必要数を集計する機能などを追加し、スマートフォンやタブレット端末等のモバイル端末にも対応した「DNP販促物SCM(※)システム Connecting One Cloud」を本日から提供開始した。特長は以下の通り。

  • 必要部数を集計し発注できる機能を追加 
    営業現場からの高いニーズに応え、企業の販促部門に使用部数を確認した後、必要部数を集計して印刷会社へ発注するアンケート機能や、複数の販促物をセットして発送する機能を追加した。
  • 定期的に最新機能にバージョンアップ
    今後、半年ごとを目途に、導入企業からの要望などを標準機能として順次追加していく予定で、導入企業は、自動で最新の機能を利用できるようになる。
  • スマートフォンやタブレット端末からも利用可能
    モバイル端末からも利用可能なクラウドサービスのため、外出先からでも簡単に注文できる。
  • 必要な機能だけの提供も可能
    在庫管理やアンケートの機能など、必要な機能だけを提供するメニューも備えた。

フルパッケージの提供価格は、初期費用が200万円から、月額費用が30万円からとなっており、トランザクションに応じた従量課金にも対応している。

今後、需要予測なども標準機能として追加するなど、順次機能が追加され、一部の機能を除き、2020年春までに販促物のサプライチェーン全体を一元管理することができるようになるとした。

※Supply Chain Managementの略称。物流システム全体を複数の企業が連携して構築し、全体最適化を図るなど、経営マネジメント手法としての供給連鎖管理のこと。

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