NTTドコモ、FETとドローンによる基地局点検サービスの共同実証プロジェクトを台湾で開始

台湾では、基地局を点検する際、点検者が基地局を1基ずつ目視で確認して、故障箇所を特定することが一般的であり、その点検にかかる人的コストが課題となっていた。

このような中、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)と台湾の携帯電話通信事業者FarEasTone Telecommunications Co.,Ltd.(以下、FET)は、ドローンを活用して通信鉄塔の点検作業を支援するサービス「docomo sky for Tower Inspection」の共同実証プロジェクトを台湾で開始した。

同プロジェクトは、ドコモがドローン運用をトータルにサポートするサービス「docomo sky」をドコモの出資先であるFETに提供し、FETが保有する基地局の点検作業を、ドローンを活用して支援する。より安全で効率的な点検作業を目指し、段階的に実証実験を行って、同サービスの有用性を検証する。

同サービスは、ドコモの商用ネットワークの基地局点検のために全国展開しているドローン基地局点検システムをベースに開発された。ドローンの操縦者が、簡易な操作でドローンをコントロールできるグランドコントロールステーションアプリケーション(以下、GCSアプリ)を用いて、基地局の高度やドローンとの距離などを設定することで、ドローンの自動飛行、自動撮影、撮影画像のリアルタイム送信が可能になる。

また、点検者は「docomo sky」のWEBサイトにログインすると、専用画面から遠隔地の品質保全状況の確認を即時に行うことができる。

同プロジェクトの導入実証は、2019年6月20日に台湾 新竹市周辺のFETが保有する基地局で実施し、ドローンで撮影した映像により基地局の破損、サビなどの状況を確認した。これにより点検者が鉄塔を1基ずつ目視で確認する既存の手法と比較し、点検業務での作業の安全性の向上や3分の1程度の作業時間の短縮効果が確認された。

今後も引き続きドコモとFETは台湾の基地局への同サービスの効果検証を行うとした。

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